夜勤専従看護師の働き方

「夜間の空いた時間を有効活用して稼ぎたい」「夜型の体質なので朝早く起きられない」という人は、夜間にのみ働く夜勤専従看護師の求人を探すとよいでしょう。
夜勤専従看護師の特徴は、その名の通り夜勤帯のみ働くことです。常勤スタッフとして夜勤をこなす夜勤専従常勤と、非常勤スタッフとして夜勤に入る夜勤専従非常勤(パート)の働き方があります。
常勤の場合、出勤日数は月に10日程度です。日勤常勤と比べると、半分程度の出勤日数です。非常勤は月に6回から8回程度入るケースが多いようですが、勤務日数を相談できる場合もあります。
常勤・非常勤ともに出勤日数は少ないものの、夜間に働ける人材は貴重なため、基本給は比較的高く設定されていることがほとんどです。また、夜勤手当がさらに加算される場合もあります。このように、少ない出勤日数でも高収入を獲得できるのが、夜勤専従看護師として働く大きな魅力です。

一見きつそうに見える夜勤専従の働き方ですが、勤務時間は一定なので、慣れてしまえば生活リズムが安定します。出勤日数も少ないため自由に過ごせる時間が増え、充実した毎日を過ごしている看護師も多いようです。仕事に関しても、日中のように慌ただしく動き回る必要はありません。必要最低限の人数で業務に取り組むため、比較的周囲を気にせず自分のペースで働ける点も魅力です。
ただし、やはり昼夜逆転の生活が続くと体調を崩す可能性もあるため、体調管理には十分気をつける必要があります。家族や友人ともすれ違うことが増えるので、周囲の理解も大事です。